かけたりわったり(かえるの翻訳うらばなし)

2001/04/09「だうん・あんだー」byけいとDさん

/総/論/

 今回は訳しながら大笑い。自分の書いたセリフで自分でウケられるというのも翻訳の醍醐味ですね。
 短い話だし、せっかくだからオーストラリア風のかわいい壁紙はないかなとちょっと探してみたのですがコレといったのがありませんでした。文章だからあまりごちゃついたのは使えないし。お心当たりの方は教えて下さい!

 作者のけいとDさんというのは、MFUのFAN-FIC界(ぷっ)ではかなり名の通ったお方らしく、File40での作品の発表(Genもあります)の他に、ファンジンの発行やら写真の提供やらで、あちこちで名前をお見かけしました。(お伺いメール出してから気がついたんだけど)

 翻訳了承のお返事も、こちらへのサイト運営のアドバイスやら、日本語だとどんなふうになるのか見たいから、自分のPCをJIS対応にしてみようかとか、大変ぷろふぇっしょなる(??)な内容でした。
 すごいですね同人歴十数年にして、初めてわたくしも(今まで殆ど用事の無かった)*大手様*とお知り合いに…じゃなくて。

 『イイトコ』は途中暗転ですがナポさんBottom!しかもいぢめられっぱなし!!(ああ羨ましい)
 このイリヤってほんとにさそり座のB型って感じがしますね。アメリカに血液型占いなんぞ無いはずですが。<どうかな?
 とかいいつつ、やることやっちゃうと、もう安心してくーくー寝ちゃうあたりはガキっぽくて可愛い。
 ああ、ナポさんも羨ましい。痛いのは嫌だけど。

 /今/回/の/難/所/

 とにかく半ばに出てくるオージー(オーストラリア)スラングが!辞書に載ってないし!!
 Down Underつーのはイギリスから見た地球の裏側:オーストラリアのことで、Outbackというのはディスカバリーチャンネル観てるからオーストラリアの奥地だと、そこまでは分かったのですが、BillabongだのMatildaだのが。
 で、この際オーストラリアに留学してたという先生(英会話講師)に聞くことにしました。(今考えたらネットで検索しても良かったかも)
 文章の前後があった方が分かりやすかろうと、そのあたりの会話を抜き出して、しかしこのまま渡したのでは、私がMFUのslash読んでるのがバレてしまう!
 で、ナポレオンを『James』に、イリヤを『Nicole』と『she』に置換し、『女性に』を『他の女に』と言い換えました。

 イリヤの女性名は『イリーナ』あたりが適当なんですが、それじゃちょっとあからさまかなと…ああ、こんなことでああだこうだ考えてしまうおたくな自分に愛憎半々。
 しかしそれでも最後の『yebat'』は分からなかったそうです。なんか、向こうの知り合いにも尋ねてくれたのですが(^^;; 相当なスラングなんでしょうかね。
 先生はオージーの友人に、こんなのを教材で使ってるのかと言われたそうです。いやはや。

>> I know it is, dushka
はい、またまた出ましたロシア語!Душка(ダシュカ)は直訳すると『魂』とか『命』という意味です。マイラブよりもっと濃ゆいですね。でも恋人や奥さんへの、ふつーの呼びかけなんだそうです。
 どーも色々調べてると、ロシア人が無愛想でよそよそしいというのは、冷戦時代の誤解のようで、一旦仲良くなるとものすごくあけっぴろげで、もういいというぐらい(日本人としては)感情表現も熱く濃ゆいらしいです。
 確かにふつーの挨拶で、両頬に思いっきりキスしてハグする習慣の民族ですもんねー。

 ついでにナポさんが使ってる呼びかけその2『Querido』は…ネット検索したらすぺいん語でした。<かず○んさん、合ってる?

 こ、この話4リンガルか〜〜!!!せめて脚注に解説をつけてよ、けいとさん!

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