かけたりわったり(かえるの翻訳うらばなし)

2001/11/09「おびあす・こんくるーじょん」byだーくれでぃさん

/総/論/
 タイトルを直訳すると『明確な結論』。関西弁で言うと『見たら分かるやろ』…だか何だか。
 本文中にも何度か"obviously"という副詞が出てきます。一番象徴的なのが、ナポさんの「If we've been together four months we're obviously happy」というセリフですね。そりゃそーだ、ナポさんって交際相手のサイクル早そうだし。
 記憶喪失というのは同人小説ではお馴染みのネタですが、何といってもタイトルに反してなかなか正解にたどり着かないナポさんが非常にラブリーvv家捜ししていて次々潤滑剤を見つけて仰天するあたりで大受けし、よく知らん友人連にまで「こんなんでああなってね〜〜」と一時喋り回っていました。
 その内にはたっと「そーか、私この話すごい気にいってるんだな」と気がついたという。この話のナポさん並みの鈍さ。
 対するイリヤがずーーっと黙ってるところがエタイが知れなくてとってもかっこいいですね。どうやらほとんど同棲状態だったようなのに、玄関先で「僕GFとデートの約束しなかったっけ」などと聞かされてさぞむかついたと思うんですが……ひょっとして最後はけっこう強引に(ナポさんは「Illya would never hurt me」ってアタマから信用してるのにねー)痛いことしちゃったのは仕返しのつもりなのかしらん。さすが、さそり座の男(^^
 捕まった先でチカンにあって、相手のタマ踏んづけて破裂させた前科があるというのも男らしくてステキだわ〜〜(うっとり)と、私は女の子だからそう思うんですが、男性はやっぱりびびるもんでしょうか?

/今回の比較文化論/
 オチの会話も効いてますが、今までTopかBottomか(ウケセメ)に拘ってるSlashをまーったく読んだことがなかったので、ああ、外人さんでもこーゆうの気にする時もあるんだなと思いました。そういえばかけわりの2で、A/Bのカップリング表記の前後にあまり意味はない、ということを書きましたが、どうやら向こうの原則は主役/脇役らしいです。だからスタトレのTOSだと、カーク船長Bottomが圧倒的に多いのに表記はKirk/Spockになるのだと。
 しかし更に、現在ジャパニーズYAOIの影響を受けて、じびじびとTop/Bottom表記が増えているとの話も。うーん、意外なところでアメリカに勝ってるぞ日本。<?

/今回の本気/
 実はこの話、エンドマークの代わりに【Nowhere Near The End】(全然終わってない)となってまして、『The Inevitable Response(当然の反応) Affair』に続くのですが、話の展開が似てるし(やっぱりナポさんが別荘であれこれ探し物している+イリヤと話し合ったあとでベッドイン)このまま終わらせた方が面白いやと勝手に判断させてもらいました。だから別に、結局イリヤの方が○○だった、という事に文句があるわけではないんですよ・勿論・念のため・あえてお断りしておきますが。
 だってさ、やっぱり車のトランクからMoetのシャンパンとバカラのフルートグラス見つけたところで、自宅の風呂場と居間で使いさしのKYのチューブとコンニチワの インパクトには勝てませんもんねーー。
 ということであまりに受けたので、イメージイラストまで描かせて頂きました。そのうち本物のKYが手に入ったら、チューブのデザインを描き直そうと思っています。(大本気)

《追記》
てなこと言ってたらカンジさんから実物写真の資料を送ってもらいました。今上がってるのは新デザインのパッケージです。ふたの部分にギザギザがあるのは、これで内側のシーリングを破るんでしょうか。(衛生第一!)
でも60年代はどうだったのだろう…と未だ好奇心は尽きない。教えてジョ○ソン&ジョン○ンの偉い人〜。

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